【足立美術館】日本一の庭園と横山大観・魯山人の傑作に時を忘れる——島根・安来の必訪スポット

【この記事のポイント】

  • ・日本一と称される庭園の圧倒的スケール感——3時間でも短く感じるほど
  • ・横山大観の「龍興而到雲」をはじめ名画が並ぶ日本画ゾーン
  • ・稀代の料理人・陶芸家・北大路魯山人の作品と波乱万丈の生涯
  • ・滞在は時間に余裕を持って——最低3時間は確保したい

今回は足立美術館について書く。美しい作品を見ることができ、大変有意義だった。館内は3つのゾーンに分かれているので、各々振り返っていきたい。

項目内容
場所島根県安来市
特徴日本一の庭園・横山大観コレクション・魯山人館
推奨滞在時間3時間以上(人によってはそれでも短い)
アクセスJR安来駅からシャトルバス

日本一と称される庭園——思わず時を忘れて見入ってしまう

館内に入り見学通路に沿って進むと最初に見られるのが美しい庭園だ。館内から眺めるのみで立ち入ることはできないが、それがかえって神聖さを高めているような気がした。

綺麗に整った庭は思ったより広く圧巻だ。遠くの山々を背景として同化した美しさも見事で、思わず時を忘れて見入ってしまった。

奥のほうには那智の滝をイメージした人工の滝も見える。これほどの完成度の庭園は他にないだろう。


横山大観展と日本画の数々——「龍興而到雲」が特に印象深い

庭園を味わいながら経路を進み新館へ。ここからは日本画のゾーンだ。まずは横山大観——広々としたフロアに名画がずらりと並ぶ、30〜40作品ほどあっただろうか。一つひとつじっくり鑑賞した。さすがどれも素晴らしかったが、特に気になったのは「龍興而到雲」。うまく言えないのだが、龍の伝説っぽさがにじみ出ている感じが好きだ(作品は撮影禁止のため紹介できず申し訳ない)。

訪れた期間の展示は「日本がベストアーティスト10」。絵画にそれほど詳しくない僕でも聞いたことがある画家の作品ばかりが並んでいた——上村松園「松月」、竹内栖鳳「獅子」、橋本関雪「霊鷹」、伊東深水「湯気」。数々の名画にうっとりと思いを馳せた。


魯山人の歴史と作品——備前の皿と織部の皿に心を奪われた

最後の展示は「魯山人館」。稀代の料理人・陶芸家として知られる北大路魯山人の作品展だ。

作品の前にまずは経歴がすごい。年表で見る人生はまさに芸術を極めた男そのもの。作品の中で特に印象深かったのは備前の皿——この土の味と素朴さは何物にも代えがたい。そして織部の皿——複雑な緑の濃淡と不均一な形には趣がある。この皿にはどんな料理が盛り付けられていたのだろうか、家でこの皿に刺身を盛り付けたら——と想像してテンションが上がってしまった。


まとめ:庭園・絵画・陶磁器、三つの「日本の美」を堪能できる場所

足立美術館の魅力は庭園・絵画・陶磁器それぞれで日本の美を堪能できるところにある。庭園は壮大で圧巻、日本一と称されるのも納得だ。時間が過ぎるのを忘れて目の前の芸術を味わう——そんな贅沢を味わうことができ、ちょっぴり人生が深まったような気がした。

僕の場合は滞在時間3時間ほどだったが、人によっては短く感じるかもしれない。訪れる際は時間に余裕を持つことをおすすめする。

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