【J新開幕】J3栃木SCが金沢に劇的逆転劇

いよいよ、Jリーグ2066-27シーズンの開幕。

というわけで今回は開幕戦、栃木SCvsツエーゲン金沢の試合に来ました。

のですが、試合開始前から大雨。雷も光っていてなにやら不穏な感じ。いつも通り、最寄りの西川田駅から歩いて向かう途中もひどい雨で早くもびしょ濡れ。スタジアム方面から引き返してくるサポーターもちらほら。

キッチンカーも営業どころではない様子。

スタジアムに着くとコンコースに人だかり。どうやら席にはつかず避難するように指示があったよう。長いことJリーグを観に行ってますが避難指示とは初めて。そして、キックオフ時刻が30分遅れるアナウンス。その後再びアナウンスでさらに30分遅れて20時キックオフ予定とのこと。おいおい、ホントにやれんのかと思いながらも雷もひどいししょうがない。気長に待ちますか。それにしても栃木SCは開幕戦は開幕戦の天気に恵まれない。昨季は雪で延期だったし。

本来のキックオフ時間には避難解除。雨も弱まり試合開始に向けて徐々に熱が高まっていく。

雨のなかでも大きな声援でチームを後押しする両チームのサポーター。ついに開幕。感慨深い。

開始早々、ロングボールが止まってしまう。これはなかなか先が思いやられる。

走るたびにあがる水しぶき。どうしてもロングボール主体になるがボールが伸びたり止まったりで難しい。

そんな展開のなかでセットプレーの流れの後で鈴木のサイドからの長いクロスにブワニカが豪快に頭で合わせて先制ゴール。ゴールパフォーマンスで滑るブワニカ。

栃木SCもすぐさま反撃。ゴール前の密集から名願が落として世瀬がミドルで同点。ボールも重くなっているなかで狙いすましたいいシュートでした。

一進一退の攻防が続き前半終了。ボールが止まってしまったりパスがなかなか繋がりずらい分局面でのフィジカルバトルが如実に多く、そこで如何に上回るか、それによる消耗が鍵になりそうな展開。

後半開始直後、金沢が勝ち越しゴール。

比較的ピッチ状態がましな左サイドを鈴木と大澤の二人で突破。中で待ち構えた榊原がキッチリ決めた。

ここからやや金沢ペースで試合が進むが潮目が変わったのは近藤のロングスロー。ゴール前まで放れることで得点の雰囲気が出てくる。

80分。コーナーキックのクリアボールが真上に上がったのを田端が押込み同点。スタジアムに響き渡る大歓声。

87分。ゴールキーパーからのロングボールが嶋田からパトリックに渡りビッグチャンス。キーパーと一対一でシュートを打つも後ろから懸命に追いかけた櫻井のブロックにあたりゴール左に逸れた。金沢はベンチから飛び出した選手も膝をつき頭を抱えたこのシーンが結果的に勝負の分かれ目となった。

アディショナルタイム、コーナーキックので鈴木輪太郎が競ったボールを田端がシュートもブロックされる。こぼれたボールを永井が押込み劇的逆転弾。スタジアムは大歓喜。まさに勝利への執念が実った瞬間。いろいろあったがスタジアムに来てよかった。生で観られてよかった。

3-2で栃木SCの勝利。

総括

ピッチコンディション的にお互いなかなか難しい展開のなか両チームとも素晴らしいファイトをみせてくれたと思う。金沢で目立った選手はFWブワニカ。彼がロングボールでの競り合いで起点となり続けたことで金沢が主導権を握ることができた。先制ゴールも見事だった。一方栃木のFW近藤も高さと機動力を兼ね備えたオールラウンダーではあるがこの試合では前線でボールを受ける回数は多くなく味方との距離も遠く孤立した。前線の連動という点では金沢が上だった。栃木の守備は前の守備は強いがサイドからの守備にはやや脆弱な印象を受けた。

パトリックの決定機の場面、最後まで諦めずにに寄せた櫻井が勝った訳だが金沢は心理的にもダメージが大きかったように思う。

そして、その後のコーナーキック逆転弾。ゴール前でのフィジカル、メンタル、執念で栃木が上回った結果だ。田端、永井のルーキー二人が揃って結果を残したのも栃木にとってとても大きなプラスになるはず。山口や鈴木輪太郎の高さも魅力的に映った。

この試合ではこの試合では両チームの完成度や強化の進度は測れない。戦術面はこの試合の限定的な面もあったはず。技術を売りにした選手は今日は良さを十分に発揮出来なかっただろう。力のある両チームの今後に注目だ。

なにはともあれ観にきてよかった。このピッチでよく5点も入ったなとも思う。スポーツ観戦はライブに限る、そんなことを感じた。

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