ドラマ『海のはじまり』第2話感想|弥生の温かさと夏の葛藤が描く「親」の始まり

戯言

この記事のポイント

  • 月9ドラマ『海のはじまり』第2話のあらすじと、筆者の心に響いたポイントを詳解
  • 主人公・夏(目黒蓮)の戸惑いと、恋人・弥生(有村架純)が抱える「過去の秘密」
  • 「親」という存在の重みと、登場人物それぞれの愛の形を考察

月9ドラマ『海のはじまり』第2話を視聴。元カノの娘・海との出会いに戸惑う夏と、彼を優しく支える弥生。しかし弥生にも、中絶という隠された過去があった……。登場人物たちの繊細な感情が交錯する第2話の魅力を、ネタバレありで深掘りレビューします。back numberの主題歌が彩る切ない愛の物語。

月9ドラマ『海のはじまり』第2話。今回も恥ずかしながら泣ける話でした。周りの人たちも感極まる雰囲気。人の優しさ、センシティブな気持ち、愛。いろんなことが心に響く話。今回はそんな第2話を振り返ります。

※以下、ネタバレを含みます。

1. 夏の告白と弥生の包容力

海(泉谷星奈)に「夏君のパパ、いつ始まるの?」と聞かれて答えに窮する夏(目黒蓮)。そんななか、部屋を訪ねてきた恋人の弥生(有村架純)。

夏は弥生に海のことを話します。妊娠を知らずに別れた元彼女との子供であること、その事実を昨日知ったこと、まだ気持ちの整理がついていないこと。弥生は「それはしょうがない」と返します。

夏は、海について考えたい、水季の7年間について想像しただけで分かった気になっちゃダメだと思って……と伝えます。気持ちが揺れ動いていてぼんやりとしか伝えられない夏。水季の想いに思いを馳せる夏。優しく包み込むように話を聞く弥生。二人の優しさがにじみ出ていますね。

2. 朱音の想いと、海が抱える寂しさ

場面は変わって、水季の母・朱音(大竹しのぶ)と海のシーン。勝手に一人で夏に会いに行った海を咎める朱音。夏に会っちゃいけないんじゃない、一人で出かけて海に何かあったら水季に叱られるから、と。

「親なのに怒られるの?」 「水季も親だから」「夏君に会いたい?」 黙って頷く海。

朱音は夏を喫茶店に呼び出します。朱音は海が近くの公園にいる、会いたがっていることを伝えますが、夏は海には会わずに帰ってしまいます。「海に会いたくないの?」と悲しむ海。海は自分と母親二人の絵を夏に見せたことを気にしていました。「夏君と三人の絵にすればよかった」と。

自分の気持ちに整理がつかない夏と、純粋に父親に会いたい海。切ないです。

3. 弟・大和の言葉と、弥生の「過去」

夏が帰宅すると、家にいたのは弟の大和(木戸大聖)。「考えすぎちゃって言葉にするのが人よりも遅い」夏と、「考える前に声が出ちゃう」大和。

「大和さ、お父さんと二人で暮らしてたとき、どうだった?」 「どうって。兄ちゃんがお母さんと二人だった時と同じじゃない。この人までいなくなったら終わり、みたいな」

この大和の言葉で、夏は一歩前に進めました。夜、夏は弥生にすべてを話します。堕ろしたと思っていたこと、そのあとすぐに振られて知らなかったこと。「ずっと自分が殺したんだって思ってたから、生きててくれてホッとした」と。

弥生は「よかった。ずっと罪悪感抱えているより」と優しく話します。しかし、弥生の引き出しには、お腹の赤ちゃんのエコー写真がありました。弥生には人工中絶の経験があったのです。堕ろした命に手を合わせる弥生。気丈に温かく夏と向き合った弥生ですが、実は心のコップが溢れそうなくらい辛かったんですね。

4. 「海ちゃんのお母さんやれたりするのかな」

翌日、海に会いに行く夏に電話し、弥生は話します。 「私が海ちゃんのお母さんやれたりするのかな。決めるのは海ちゃんだけど」 今の弥生だからこその想いですね。

朱音の家を訪れる夏。水季の大好物だった鳩サブレを差し出します。朱音が話します。 「水季からね、海のことでこれだけは絶対って言われたことがあるの。海に選ばせてあげてって。正解を教えるより自分の意志で選ぶことを大事にさせてあげてって」 「水季が言いそう」と声がこぼれる夏。

帰ってきた海は、夏を見つけるや否や夏の胸に飛び込みます。 「いてね、そこにいてね!」

感想:人の愛って切ない

第2話もずっしりと重くてほろっとくる話でした。水季の7年間を受け止められない夏、海にとっての自分の存在の大切さを感じ始めた夏。命の尊さを身をもって抱えていた弥生。自分の娘の子供に娘の気持ちを伝えようと一生懸命な朱音。

夏、朱音、海、それぞれに宿る水季。人の愛って切ないですね。大竹しのぶさんが泣きそうだと僕も泣きそうになります。

エンディング曲のback number「新しい恋人たちに」が、クライマックス感と情緒を一層高めてくれていいですね。次回、弥生の想いがどう転んでいくのか気になります。

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よくある質問(FAQ)

Q1: ドラマ『海のはじまり』の脚本家は誰ですか? A1: 『silent』を手掛けた生方美久さんです。繊細な心理描写と言葉選びが特徴です。

Q2: 第2話で明かされた弥生(有村架純)の過去とは? A2: 弥生には過去に人工妊娠中絶の経験があることが示唆されました。その経験が、彼女の海や夏に対する複雑な感情の背景になっています。

Q3: 主題歌のタイトルとアーティストを教えてください。 A3: back numberの「新しい恋人たちに」です。ドラマのために書き下ろされた楽曲です。

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